その時からはや20年以上が過ぎ、昨年念願の事務所を中央区で開業しました。

 

この20年間、相続や訴訟等に絡む様々な相談をお受けしました。

 

その中で感じたのはもっと不動産鑑定士を知ってもらいたい、そして活用してもらいたいということでした。

 

物件によっては固定資産評価額等で十分対応可能であり、わざわざ費用をかけてまで鑑定評価書を取る必要がないものがある一方、やはり不動産の専門家で国家資格である不動産鑑定士の評価書を取得した方が今後の交渉や早期解決においてはよりメリットが高いことも多く見受けられました。

 

私がそうだったように不動産鑑定士の知名度はそう高くはありません。

個人の方はもちろん、弁護士の先生や税理士の先生でさえお話を聞くと名前は知っているが今まで活用したことがないと言われる先生が殆どです。

 

ただ、繰り返しになりますが鑑定評価書を取得することでよりスムーズで早期な問題解決に繋がるケースも多く、弁護士の先生や税理士の先生にとっては依頼者により高い付加価値の提供が可能になると思われます。

 

もちろんお見積もり、概算額のご提示の際に現状における鑑定評価取得のメリット、あるいはわざわざ鑑定評価をとる必要がない理由もお伝えいたします。

 

それらを総合的に検討のうえ依頼するかどうか決定して頂ければと思います。

 

不動産は権利関係や形状、地域性、類型によって評価額は様々です。

 

もし不動産について悩まれている場合は一度ご相談下さい。

何らかの解決策をご提示出来るかも知れません。